このほかにも9.11後に認知度を上げた組織が二つある。一つはホワイトハウスの科学技術政策局で、もう一つがアカデミーだ。科学アカデミー、工学アカデミー、医学アカデミーの3つが、ナショナルアカデミーズという名のグループをつくったのだ。アカデミーは通常、政府の資金で活動しているが、ナショナルアカデミーズは自分たちの資金を使いテロ関係の科学技術委員会をつくった。160人以上が参加し、7カ月かけて報告書をまとめ、「われわれの国家をより安全にする」(Making the Nation Safer)というタイトルの本も出版した。さまざまな攻撃、脅威、エネルギーシステム、運輸システム、インフラを挙げて、「これら全てに脆弱性があり、いかなる災害にも対策を練らなければならない」と書いてある。