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「東北地方太平洋沖地震」関連情報



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【 2011年9月30日 児玉東大教授が政府の福島原発事故対策厳しく批判 】

児玉龍彦・東京大学アイソトープ総合センター長(先端科学技術研究センター 教授)は30日、日本記者クラブで記者会見し、放射線防護に関する政府や原子力安全委員会の対応を厳しく批判し、どの地域がどの程度危険か正確かつ分かりやすく説明し、年間被ばく線量が1ミリシーベルト以上の区域に住む住民が希望したら移住を政府、東電が支援すべきだと語った。

1ミリシーベルト以下にするまで帰還しないことにしないと、本当の復興ができない、としており、特に学校、幼稚園、保育園、住宅の除染が重要と主張した。除染については、放射性物質を隔離して減衰を待つより方法はないことも強調し、住民と自治体職員中心で取り組む緊急除染と、専門家、企業が主体となる恒久除染に分けて対応することが必要だとしている。住民が主体となって行うために「自分の家と地域がどうなっているか」「どのような技術がありどう除染するか」という情報を政府が提供することが不可欠とも語った。

福島第一原子力発電所事故によって放出された放射性セシウムの量は広島・原爆に比べ168倍という数字とともに、原子力発電所から放出される放射性物質の放射能が減衰しにくく、被ばくの影響が長期間続くことも指摘した。原爆の場合、1年後に残る放射性物質は千分の1に減るのに対し、原発は10分の1にしかならない、という。

内部被ばくが遺伝子を傷つけて10-30年後にがんを引き起こす危険性があることから子どもと妊婦に対する対策が重要だとしており、国際放射線防護委員会(ICRP)には、21世紀になって明らかになってきた遺伝子(DNA)に対する放射線の影響についてよく知る研究者が少ないことも指摘した。

児玉氏は福島第一原発事故の後、被災地である南相馬市で幼稚園や小学校の放射線量を定期的に測定し、実際に緊急の除染作業にも関わっている。除染作業によって年間予想被ばく線量が確実に減った事例も紹介した。

 

【2011年9月】
2011年 9月30日 児玉東大教授が政府の福島原発事故対策厳しく批判
2011年 9月30日 やる気ある人ほどリハビリ効果大 脳データからも裏付け
2011年 9月29日 南海トラフで時間差連動型巨大地震の警戒も 中央防災会議提言
2011年 9月28日 日本学術会議が被災した子どもの感染症対策強化など提言
2011年 9月27日 本田賞に触媒化学のソモルジャイ氏
2011年 9月27日 子どもの火遊び防ぐ使い捨てライター規制スタート
2011年 9月26日 日本学術会議6つのエネルギー選択肢コスト提示
2011年 9月22日 被災地復興で『求職者支援制度』の適用対象拡大提言
2011年 9月21日 ノーベル物理学賞有力候補に大野英男東北大教授
2011年 9月21日 原発事故で科学者の意見表明評価2割のみ
2011年 9月20日 室戸が日本で5番目の世界ジオパークに
2011年 9月16日 シャープ多機能端末『ガラパゴス』自社販売中止
2011年 9月15日 ヒマワリに放射性セシウムの吸収効果期待できず
2011年 9月15日 国際地学オリンピックで金、銀2、銅メダル獲得
2011年 9月14日 赤崎勇氏に第1回『知的財産特別貢献賞』授与
2011年 9月13日 東京湾、伊勢湾に高潮被害の恐れ予測
2011年 9月12日 『スター研究者』数で米、英、ドイツに見劣り
2011年 9月 9日 北大西洋で深海底生物圏の役割調べる国際掘削計画
2011年 9月 8日 酸化物高温超電導材で世界最高の磁場発生
2011年 9月 8日 屋外プール水の除染手引き公表
2011年 9月 7日 蛍光管からレアアース回収・資源化事業 九州大学が産学官連携で
2011年 9月 6日 東南海地震予想震源域で地震・津波観測監視システム本格稼働
2011年 9月 5日 日本の未来創造も読書のすすめから
2011年 9月 2日 北九州沖合で洋上風力発電システム実証研究
2011年 9月 1日 土壌中のセシウム回収法産総研が開発
 

 

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