東京電力は19日、福島第一原発2号機の原子炉格納容器内を工業用内視鏡で初めて動画撮影し、その画像を公開した。
廃炉に向けた作業の一環として撮影調査したものだが、炉心溶融(メルトダウン)した核燃料が圧力容器内から溶け落ち、たまっているとみられる格納容器底部の様子は、公開画像では見えない。炉心に注入した汚染水の水位は格納容器底部から約4.5メートルと推定されているが、今回の調査では水面が確認できず、実際は建屋の地下に流出してさらに低位置にあるとみられる。格納容器内の温度は44.7℃で、既設の温度計の数値とは大きな差はなかったという。
撮影調査は格納容器につながる貫通口から内視鏡を直接入れて、東電社員ら34人が30分かけて行った。東電は今回の実施に向けて、2号機と同じタイプの5号機で訓練を重ねてきたという。
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