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レビュー

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【2006年9月29日 大阪大が論文ねつ造調査報告書を公開 】

大阪大学の研究公正委員会が、杉野明雄・同大学大学院教授がデータをねつ造、改ざんしたうえ、共著者に無断で論文を専門誌に投稿した、とする調査結果を22日、記者会見で発表した。

この件では、調査に積極的に協力した助手(無断で共著者の1人にさせられた)が、調査の進行中に自殺する事件も起きている。

23日の各紙朝刊が、記者会見で明らかにされた調査結果を詳しく報じたことは当然として、大阪大学が、調査に当たった生命機能研究科の科長談話と40ページに及ぶ調査報告書の全文を、大学のホームページでも公開したことが目を引いた。

近藤寿人・生命機能研究科長の談話は、杉野教授の行為を「真摯な科学研究に対する著しい冒涜であり、また社会から委託された科学者の役割に反する、著しく反社会的なもの」と断じ、「教授の行為が科学への信頼を著しく傷つけたことを深く反省し、自戒の念を持って、本調査報告書を以下に開示することに致しました」と述べている。

調査報告書は、不正行為の疑いがあるという報告が研究科長に寄せられた8月7日から、9月21日に報告書をまとめるまでの経緯を詳細につづっている。

杉野教授は、一部のデータねつ造を認めながらも「投稿論文が予想に反して初稿のままで受理されてしまった」などと共著者に弁明していた。しかし、報告書は、論文を受理、掲載した専門誌のホームページの記録などをあげて、この弁明を含め、教授の釈明がほとんど成り立たないことを明らかにしている。


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